日本の原風景を描いた「棚田の四季」
アートガラスや茶室を通過した先にあるアトリウムは、優しい光に包まれる吹き抜けの解放的な空間です。 このアトリウムの四方を、巨大な壁画「棚田の四季」がかざります。
山が多い日本ではその地形を活かした水田の姿、つまり棚田で稲作を拡大してきました。
土地を平らにして畦を築き、水を引いて水田をつくり、米を育て収穫する。米づくりが日本の風土をかたちづくり、米づくりの一年は日本の歳時となりました。
棚田の風景は、日本の原風景の一つといえるでしょう。
この日本の原風景を、細川護熙氏が墨絵で描いた作品が「棚田の四季」です。
春夏秋冬の棚田の情景が 2m×1m 大きさの和紙 60枚によって構成されています。
高さ 8.5m のアトリウムの四方をかざり、棚田の四季を一望できる壁画です。