プレナス茅場町オフィス7階にコレクションされる作品、作品の作家をご紹介していきます。日本の工芸としての伝統をふまえ、そして未来への創作力をもった作家たちです。
プレナス茅場町オフィス7階にコレクションされる作品、作品の作家をご紹介していきます。日本の工芸としての伝統をふまえ、そして未来への創作力をもった作家たちです。
肥後熊本藩主、細川家の末裔、細川護光氏。阿蘇の雄大な自然の中で、こだわりの作陶を続ける若手陶芸作家の陶芸作品です。土そのものの魅力を生かした力強い作風で、活けた花を引き立てる花器壷です。
この壷が作られる際も、予め見本やデザインのようなものがあったわけではなく、作りながら形づくられました。窯の中で十日間ほど焼かれることで、溶けた灰が表面を流れ、燠火に埋もれた部分は黒く焦げたようになっていたり、さまざまな表情を持った壷です。
- 細川護光氏Morimitsu Hosokawa
- 昭和47年(1972)生まれ。三重・土楽窯、湯河原・不東庵を経て、平成18年(2006)熊本にて開窯。信楽・唐津・粉引を中心に、茶陶や花入、酒器、食器なども制作。細川護光氏のやきものは、素朴で無口な姿でありながら、その中に暖かさを感じるやきものです。
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1972年:東京生まれ
幼少期を熊本で過ごす -
1999年:伊賀土楽窯にて福森雅武氏に師事
その後、湯河原・不東庵にて父細川護熙と作陶を共にする - 2006年:熊本にて開窯
- 2008年:京都ぎゃらりぃ思文閣にて初個展。以後、新宿柿傳ギャラリー、小田原菜の花、日本橋三越、熊本鶴屋百貨店、岡山天満屋など、各地で個展を開催
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2014年:伊賀土楽窯にて福森雅武氏に師事
湯河原・不東庵の楽窯で楽焼を手掛ける
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1972年:東京生まれ
日本橋を表したアーチ、水を表したガラス
神戸を中心に活躍する若手工芸作家・江藤徳晃氏によるガラスの作品。
命の泉である「塩井」をコンセプトに、さまざまな種類のガラスとエッチング技法を使い、ダイナミックに湧き上がる波紋を表現しています。ガラスそのものの色(透明感)を活かし、波紋のリズムが増大していく様を表情豊かに表します。フレームにあたる手前のアーチは、「日本橋」をイメージしています。
- 江藤徳晃Noriaki Etoh
- ガラスマテリアルを中心とした空間デザインやプロダクトを制作。1983年に空間デザイン会社、アトリエ・テクノフォルムを設立。「デザインを通じて人々を幸せにする」をミッションに、空間デザインのみならず、プロダクトの意匠要素一つ一つに向き合い、制作しています。
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- 1973年:兵庫県 神戸市生まれ
- 1996年:大阪芸術大学 建築学科卒業
- 代表作
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2005年:「株式会社プレナス」
1階EVホール/コーポレートシンボルオブジェ
待合ホール/ディスプレイアートキューブガラス -
2014年:「リッツ・カールトン東京 ザ・バー」
メインアートオブジェ
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2005年:「株式会社プレナス」
天井は鳥取県の漉き場の和紙を使用し、和紙の原材料である楮100%で「溜め漉き」という手法により、人の手で1枚1枚作られています。照明は近くに来てようやく光が見えるよう工夫されており、和紙の質感がより感じられます。宇宙を顕した天井に対し床面は、地面の土をイメージしています。自然に染料をにじませたぼかし模様を柄とし、どの1枚も表情が異なります。
Plenus 日本の心研究所フロアマップ
プレナス茅場町オフィスは、おもてなし空間の「茶室」、日本の原風景を描いた「棚田の四季」、セミナーや打ち合わせに利用する「ライブラリー」を主軸とし構成されています。