Plenus 米食文化研究所

夏休み親子向け「お米のワークショップ」を開催しました

7月27日(日)、プレナス茅場町オフィスにて、親子向け「お米のワークショップ」を開催しました。今回は夏休みということもあり、午前、午後の部ともに満席に近いご予約をいただき、賑やかな開催となりました。
ワークショップでは、まず実物の稲穂に触れてもらい、籾(もみ)を剥き、玄米を観察してもらいます。次にお米の産地や銘柄のこと、お米が収穫されてから食卓にあがるまでの行程について学びます。

メインは人気の「お米の食べくらべ」ですが、その前に「味覚」について学んでもらいます。講師のたにさんによるとフランス料理のシェフが味覚をトレーニングするための手法とか。それぞれの「味覚」に対する感覚が研ぎ澄まされたところで、お米の食べくらべです。4種の銘柄のうち基準とするお米を基本に、見た目、食感、味などの項目を考えながらの試食です。それを総合して、『自分の好きな順番』を決定します。その後、ごはんにカレーをかけて試食し、「カレーに合うお米」を考えます。「単体で好きなお米」と「カレーに合うお米」は同じになることは少なく、お米自体の個性の違いはもちろん、料理によって合うお米が変わってくることを実感されていました。

プレナス茅場町オフィスの「米文化見学ツアー」で細川護熙作・壁画「棚田の四季」の鑑賞と屋上の「あおぞら田んぼ」の見学です。「棚田の四季」では絵の大きさに圧倒されたり、細部まで描かれている棚田の風景に感動している声が聞かれました。「あおぞら田んぼ」の見学では、ビルの屋上に田んぼがあることにびっくりする方も多く、普段近くで見る機会がない稲を興味深そうに見ていらっしゃいました。

■参加者アンケートより
・お米の大切さを食と環境の両面から考えている企業ということを知り、今まで以上に「やよい軒」、「ほっともっと」が気に入りました。
・お米に対する味覚をこんなにフォーカスして比較できる機会がないので、興味深かったです。
・店舗のお米が自社で精米していること、どんなおかずにも合うようブレンドされていることを知って、だからお米が美味しかったんだとわかりました。

プレナスの米文化継承活動やお米に対するこだわりを知っていただいたことで、「やよい軒」「ほっともっと」への来店経験がない方からも「一度行ってみたい」との嬉しいお声をいただきました。「お米のワークショップ」は今後も定期的に開催してまいります。次回開催のご案内をお待ちください。

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