5.もっと、人びとをすこやかにするために

人びとのからだとこころの元気を支え続けること

食を提供し続けることで“すこやか”をサポート

日本食を推進する私たちが提供しているのは「金芽米」という玄米のような栄養価をもち、白米のようなおいしさをもつお米です。創業者が「弁当」「定食」という業態を選んだのは、飽きずに1日3食を食べ続けられる、という考えから。「ほっともっと」「やよい軒」とも、豊富なメニューがありますので、ごはんの量を加減したり、野菜を加えたり、肉や魚を組み合わせることにより、1日または1週間単位で栄養バランスの取れた食事を摂ることができます。ヘルシーをめざす方も、しっかり食べたい方も、どちらもお客様自身で選択できます。すべてのお客様が求めるものをサポートし続けていきます。

医療従事者、児童養護施設、福祉施設を支援

2020年、新型コロナウイルスで未曾有の事態になりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最前線で働く医療従事者の皆さまへ、「食」を通じた支援として、約18,000食の弁当を提供しました。(2020年5月)
福祉施設支援としては、全国の老人福祉施設を巡回し、ご年配の方々に、歌や踊り等の音楽や文化を提供して、心身ともに元気になっていただく「虹のキャラバン」の活動を応援しています。
また「ほっともっと」では、加盟店オーナーとともに、1989年から日本各地の児童養護施設約350か所に、クリスマスプレゼントとして映画などのDVDを届ける活動を続けています。

従業員の健康や働きやすさにも配慮

人びとをすこやかにするには、まず自社の従業員をすこやかにできなくてはいけません。そのため、従業員の健康状態や働きやすさを大事にしています。大きなところでは、女性社員の声をうけて、企業内保育所を設けました(福岡本社では2017年秋から、埼玉の自社工場では2018年から)。育児休業中の社員が、スムーズに復職できる体制を構築することで、より働きやすい環境を整えています。保育所では近くの店舗従業員のお子さんも受け入れています。また、毎月社員に健康状態についてのアンケート調査を実施し、場合によっては面談を行い、会社として社員の健康を把握するようにしています。

女性活躍社会、皆が活躍できる社会を応援したい

「ほっともっと」と「やよい軒」の運営は多くの女性に支えられています。もっと多くの女性が活躍できる社会の実現を目指すとともに、世の中のがんばる女性を応援したいと考えています。女子サッカーリーグを応援している理由もそのひとつです。また、障がいのある方を雇用する特例子会社「プレナスワークサービス」を設立しています。誰しもが笑顔で活躍できる場を創出していきます。