3.もっと、環境に貢献する企業になるために

環境配慮型商品・サービスを通じて、環境ブランドであり続けること

米を食べることが環境維持につながる

お米を食べることは、知らず知らずのうちに環境維持につながっています。米食文化によってお米が生産され、田んぼが維持されると田につながる用水路の水がきれいになり、用水路につながる川、川につながる海がきれいになります。これにより、海にはプランクトンが増えて、いい漁場となり、自然と生態系が維持されます。このように陸地だけでなく、河川や海にもつながって、環境保全につながっていくのです。食を提供する企業として、年間約4万トンのお米を扱っていることから、「田園風景保護で環境の維持に貢献すること」の一翼を担っていると自負しています。

※約4万トンのお米を収穫するには、8,000ヘクタール(東京ディスニ―ランド160個分)の田んぼが必要です。

関連するSDGs

  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう
  • 15.陸の豊かさも守ろう

無洗米を使うことで環境へ配慮

私たちは玄米を仕入れて自社で金芽米という無洗米に精米しています。無洗米にすることによって節水につながります。また、米のとぎ汁による水質汚濁がないため、水道水を浄水したり下水を浄化したりするためのエネルギーを必要としないばかりか製造工程で発生するエネルギーが少ないため、年間約2,500トンの二酸化炭素の排出削減を可能としています。更に言えば、精米により発生する糠も野菜作りの肥料にするなど、再利用されています。米作りできれいな水は重要で、無洗米は水をきれいに保つ。どちらも水に関係がある取り組みとなっています。

関連するSDGs

  • 6.安全な水とトイレを世界中に
  • 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任 つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 14.海の豊かさを守ろう

効率的な流通システムの構築や店舗の節電などでエネルギー削減

プレナス食品工場拠点CENTOS

環境への配慮という点では、効率的な流通システムの構築もあげられます。自社の精米工場を始め、食肉加工工場、調味料工場をもち、その隣に物流センターを置くという仕組みを埼玉と福岡に作っています。工場と物流センターを一カ所に集約させることで配送にかかるエネルギーの削減をでき、環境面でメリットを生み出しています。また、工場においても、LED照明の採用や事務棟でのエアコンの温度設定により電力消費量の削減を行っています。そして、「ほっともっと」や「やよい軒」では、店舗面積の更なるコンパクト化に加え、看板や照明にLEDを採用し、「ほっともっと」の一部店舗の屋根に太陽光発電システムを導入しています。これにより、電力消費量の削減を実現するなど様々な取り組みを行っています。

関連するSDGs

  • 07.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 13.気候変動に具体的な対策を

容器の改良によりプラスチック使用量を削減

弁当の容器はお客様が温かい状態で、安全にもち帰っていただくために、様々な素材や形状の検討を重ねながら容器を選定しています。また同時に、容器の軽量化などプラスチックの使用量の削減に向けて日々改良に取り組んでいます。「ほっともっと」のおかず容器は、プラスチックの使用量をおよそ20%減らし、シンプルで単一素材のかさばらない仕様となっています。そして、「ほっともっと」のスプーンは木製スプーンを使用し、「ほっともっと」や「やよい軒」のレジ袋は、バイオマス素材を配合したものを使用することでプラスチックの使用量の策減に向けて日々挑戦しています。

ほっともっと透明容器のこだわり

関連するSDGs

  • 12.つくる責任 つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を