中村学園大学の学生83名へ、持続可能な食の未来を支える企業活動の事例を紹介

中村学園大学の「食品企業経営戦略論」授業の一環として、実務経験を持つ企業担当者が講義を行いました。
講義では、プレナスの事業活動について紹介し、フードビジネスの現場における企業の役割と社会的責任について理解を深める機会としました。
プレナスの活動紹介
会社沿革や企業理念などの基本情報、また、「ほっともっと」「やよい軒」「MKレストラン」の各事業について解説しました。
さらに、当社の強みのひとつであるサプライチェーンの仕組みや、その重要性についても触れました。
加えて、被災地支援や青少年のスポーツ支援などの取り組みについても紹介。「社会に必要とされる企業であり続ける」ことの意義を伝えました。
商品開発と顧客ニーズへの対応
商品の開発方針や、地域・ブランドごとの味付けの違いについて解説しました。
同一商品でも地域の嗜好に合わせて味を調整している例や、「ほっともっと」「やよい軒」の利用シーンを想定しながら、商品開発を行っている事例を紹介。
さらに、海外の「やよい軒」の事例をもとに、日本食の海外での位置づけや、グローバルな視点での顧客ニーズについても解説しました。
働く上でのコンプライアンスの重要性
企業にとって不可欠な法令遵守や倫理的行動について、プレナスの具体的な取り組みを紹介しました。
コンプライアンスの基本的な概念や、それを実現するために必要な知識・意識について具体例を交えて解説し、「食」を取り巻く事業分野におけるコンプライアンスの重要性と、当事者意識を持って行動することの意義を伝えました。
学生さんの声(抜粋)
・プレナスがただ食事を提供する企業ではなく、「食」を中心とした社会貢献や地域密着型のサービスを行っている点に感銘を受けました。単に美味しさを追求するのではなく、「お客様の満足と健康」を実現するという理念が企業活動の根幹にあることは、食品業界で働くうえで非常に重要だと感じました。
・ プレナスは単なる弁当チェーンという枠を超え、「食を通じた地域貢献」と「安心・安全な食の提供」に強いこだわりを持っている点に魅力を感じました。環境負荷を減らす取り組みや、地域社会との共生姿勢を企業の軸に据えている点も、現代社会における企業の在り方として学ぶ点が多かったです。 将来自分が食品業界で働くときも、ただ売るだけでなく、誰のためにどんな価値を提供するかという視点を持ち続けたいと強く思いました。
・地域により消費者が慣れ親しんだ味が違うことや、弁当と定食の食べるタイミングの違いに考慮し、味付けを変えているという徹底した商品開発が行われていることを知り感銘を受けました。
・コンプライアンスについて、あまり企業の方に教えていただく機会がなかったのですが、今回の講義を通じて、コンプライアンスの重要性について知ることができました。
用松靖弘特任教授より
「食品企業経営戦略論」では、食品業界のさまざまな分野で活躍される企業の方々に講義をお願いしています。女子学生が多い学科のため、女性社員の方々がそれぞれの立場から分かりやすくお話しいただくことで学生たちにとって非常に親しみやすく、有意義な講義となっています。
特に、実際の業務内容や役割について具体的にご紹介いただけたことで、学生たちにとって食産業での多様な働き方やキャリアを考える貴重な機会となりました。
これからも、中村学園大学の目標である“食産業を支え成長させてゆく人材の育成と輩出”にお力添えいただけますと幸いです。
プレナスは今後も、未来を担う若者たちに向けて、「食」の魅力やフードビジネスの可能性を伝える取り組みを続けていきます。