容器の改良・見直しからはじまる、持続可能な未来
プレナスは、「5つのビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな施策を推進しています。なかでも「お客様に安全・安心な商品を提供すること」と「環境への貢献」の両立を目指し、プラスチック容器の見直しを進めています。
プラスチック使用量削減の主な取り組み
プラスチック使用量を削減するため、お弁当に使用している各種容器の製品改良や、レジ袋、店舗で使用する洗剤等の包装資材の見直しを実施しています。主な取り組みは以下の通りです。
■おかず容器改良 (2022年実施)
おかず容器については、容器の設計を見直し、素材の統一や機能性の向上を図りました。これにより、環境への負荷低減とお客様の利便性向上を両立しています。
・プラスチック使用量を年間約3,700トン削減
・従来比で約20%のプラスチック使用量削減を実現
・容器とフタの素材を統一したことでリサイクルが容易に
・機能性(持ち運び時の液漏れ防止、開封性向上、仕切りによる味移り防止)も向上
■丼容器改良 (2023年実施)
丼容器については、従来2種類あった容器を1種類に集約し、プラスチック使用量の削減を推進しました。使い勝手や安定性にも配慮しています。
・プラスチック使用量を年間約911トン削減
・2種類あった丼容器を1種類に集約し、資材の効率化を推進
・容器の安定性や使い勝手にも配慮
■サラダ容器改良 (2024年実施)
サラダ容器については、従来のバイオプラスチックから、再生原料を80%使用した容器に切り替えました。これにより、さらなる資源循環とCO2排出量の削減を実現しています。
・プラスチック使用量を年間約27トン削減
・従来のバイオプラスチックから、再生原料80%使用の容器に切り替え
・再生プラスチックの活用により、資源循環・CO2排出量削減に貢献
持続可能な取り組みをこれからも
プラスチックは、軽量で丈夫という利便性から、さまざまな場面で広く利用されている素材です。一方で、海洋汚染や温室効果ガス排出などの環境負荷が課題となっています。こうした背景から、当社では容器・包装資材の改良を継続し、容器包装リサイクル法に基づく売上原単位(kg/百万円)も年々低減しています。
今後も、私たちが掲げるビジョン「もっと環境に貢献する企業になろう」の実現に向けて、持続的な取り組みを進めてまいります。