全国各地のチームと連携し、今年は4カ所で開催しました。
なでしこリーグトップパートナーのプレナスは、2018年より女子サッカーの裾野拡大のため、一般社団法人日本女子サッカーリーグと共催し、なでしこリーグ所属チームのご協力のもと子どもたちがサッカーに触れながらスポーツと食の楽しさを学ぶ教室「プレナスなでしこガールズサッカークリニック」を各地で開催してきました。今年度は4会場で実施、計163名の子どもたちが参加しました。
女子サッカーの裾野拡大と子どもたちの夢を応援
サッカークリニックは、なでしこリーグの選手やコーチの皆さんが指導にあたり、サッカーに初めて触れるお子さんも安心して参加できるサッカー教室です。プレナスは、この取り組みを通じて、女子サッカーへの関心を高めるとともに、子どもたちが将来の夢を具体的に描くきっかけづくりを目指しています。
チームで取り組む競技の楽しさを体感
冒頭は、緊張をほぐすためのボールを使った鬼ごっこからスタート。選手が名前を呼びかけながら優しく声をかけ、子どもたちの表情はすぐに和らぎました。続いてドリブルやシュートの練習、ミニゲームへと進み、ゴールが決まるたびにチーム全員で拍手やハイタッチ。初対面同士でも自然と声を掛け合い、協力してプレーする楽しさや、仲間を称え合う大切さを体感しました。
※具体的なメニューは会場により異なります
食べることの大切さを学ぶ食育講座
食育講座では、選手の皆さんが「強い身体をつくるには、何を食べるといいかな?」「上手になるには、毎日の食事のバランスが大切だよ!」と、実体験を交えながらわかりやすく説明。トレーニング前後の食事や水分補給のポイントも紹介し、子どもたちは憧れの選手の話に真剣に耳を傾けていました。保護者の方からは「家でも実践してみたい」との声が多く寄せられ、家庭での食習慣づくりにもつながる学びの時間となりました。
参加賞と試合観戦で広がる学び
参加者には、当日の試合観戦チケットや「ほっともっとの金芽米」、お弁当を参加賞としてお渡ししました。講座で学んだ直後ということもあり、お弁当を残さず元気よく食べる姿が印象的でした。
締めくくりには、なでしこリーグの試合を観戦。選手たちのスピード感あふれるプレーや戦術に触れ、「見る・応援する」楽しさも実感し、サッカーの魅力にたっぷり触れた一日となりました。
日本女子サッカーの発展を応援
『プレナスなでしこガールズサッカークリニック』は、子どもたちの未来を応援する取り組みです。プレナスは、子どもたちにスポーツの楽しさや面白さを感じてもらえる本イベントを今後も実施していきます。子どもたちにとって、食に対する関心や、サッカーへの熱意が高まるきっかけになることを願い、引き続き日本女子サッカーを応援します。
※天候や開催時間により、当日のプログラムは一部変更となる場合があります。
なでしこリーグ 海堀 あゆみ 理事長より
2025年度も「プレナスなでしこガールズサッカークリニック」を無事に開催することができ、全国各地で多くの子どもたちと出会うことができました。
本クリニックは 2018 年にスタートし、これまでに全国 24 カ所で開催。延べ 1,103人の子どもたちと、サッカーと食育を通じて貴重な時間を共有してまいりました。サッカー教室では“身体を動かすことの楽しさ”を、食育講座では“食べることの意味と力”を、なでしこリーグの選手たちと一緒に子どもたちに伝える場となっています。そして、このクリニックをきっかけに、それぞれの形で女子サッカーと関わり続けてほしい――そんな想いを込めて活動を続けています。
なでしこリーグはこれからも株式会社プレナス様と力を合わせながら、全国の子どもたちに「スポーツ」と「食」の楽しさを届けるとともに、その出会いが子どもたちの未来へとつながるよう、各地でこのクリニックを開催してまいります。
一般社団法人日本女子サッカーリーグ 理事長 海堀 あゆみ
各地で行われたサッカークリニックの様子は、以下のレポートからご確認ください。
【東広島】第21回プレナスなでしこガールズサッカークリニック
【今治】 第22回プレナスなでしこガールズサッカークリニック
【大和】 第23回プレナスなでしこガールズサッカークリニック
【磐田】 第24回プレナスなでしこガールズサッカークリニック