ごはんができるまで ― 泉小学校3年生の工場見学体験記 2025 ―

2025.07.18

子どもたちが体験したお米の魅力と精米工場の裏側

地域社会への貢献として

プレナスは全国の各地域に店舗を展開し、地域の皆様に支えられています。その感謝の気持ちを込め、地域社会との連携や貢献活動にも積極的に取り組んでいます。今回はその一環として、埼玉県にあるプレナスフーズ精米工場に、杉戸町立泉小学校の3年生をお招きしました。お米の勉強会から工場見学、炊飯体験、そしてごはんの試食までを通じて、子どもたちにお米への理解を深めてもらいました。

「お米ってどんなもの?」勉強会と炊飯体験

まずはじめに、お米について学ぶ勉強会を実施しました。おいしいごはんの炊き方やお米の栄養に関する話に、子どもたちは興味津々。社員からの「ごはんを炊いたことがある人は?」という問いかけに、「一度だけ!」「まだ炊いたことがない」など、さまざまな声が上がりました。

勉強会の後は、炊飯に挑戦。3チームに分かれて、お米の計量から炊飯器のスイッチを押すまで、みんなで協力して取り組みました。お米や水を計量するなど、普段はなかなかできない体験に、子どもたちの表情は真剣そのものでした。

工場見学で精米の工程を間近に

続いて、精米工場の見学へ。玄米が白米になる工程や、お米に混じった異物を取り除く機械など、普段見ることのない多くの設備を間近で見学しました。多くの工程を経て、私たちの食卓にお米が届くことを知り、子どもたちは熱心に観察していました。

見学の後には、できたての精米にも触れてもらいました。精米したてのお米は温かく、特有の香りも体験できます。子どもたちは「温かい!」「いいにおい!」と、初めての感覚に驚きながら、お米の新たな一面を発見していました。

自分たちで炊いたごはんの味

工場見学の後は、いよいよ炊き上がったごはんの試食です。小さかったお米がふっくらと炊き上がった姿に、子どもたちからは歓声があがりました。どのグループも「おいしい!」と笑顔でおかわりするほど、ごはんの味を楽しんでくれました。自分たちで炊いたごはんの味は、きっと格別だったことでしょう。

食の大切さを未来へつなぐ

今年も泉小学校の子どもたちをお迎えし、工場見学を実施できたことを大変嬉しく思います。
真剣な表情で炊飯工程の説明を聞いている姿、「家で食べるごはんよりおいしい!」と笑顔で味わっている姿が印象的でした。自分たちで炊いたごはんのおいしさを体験し、食に対する新たな発見や驚きを感じてもらえたのではないでしょうか。
お米が食卓に届くまでには多くの人の手が関わっていること、その一つひとつの工程を学ぶことは、子どもたちにとって貴重な経験になったと思います。
今回の工場見学で得たことを忘れず、食の大切さやお米の素晴らしさを感じ続けてもらえれば、嬉しく思います。

株式会社プレナスフーズ 精米センター担当

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