東洋大学 食環境科学部 食環境科学科 の学生24名の企業訪問を受け入れました。
学生に「食」の魅力を伝え、フードビジネスの可能性を感じてもらうことで、進路やキャリア形成をサポートする取り組みを行いました。
今回、東洋大学 食環境科学部 食環境科学科 の学生24名をお迎えし、当社の事業内容やこだわりを実務担当者が具体的に紹介、フードビジネスの奥深さや、やりがいを体感できるプログラムを提供しました。地域ごとの味の違いを試食で学ぶ体験や、ごはんの食べ比べなど、五感を活用した学びの場となりました。
私たちの取り組みを紹介


■地域ごとに異なる味のこだわり
地域の食文化の違いや味の嗜好に応じた商品開発のこだわりを商品開発部 柴田さん、高山さんが紹介。実際に店舗で使っている東日本エリアのタレと西日本エリアのタレを味わってもらい、その違いや特徴を知ることで「商品開発の奥深さ」を感じてもらいました。
■安全安心を実現する品質保証の仕組み
お客様へ安全安心な商品をお届けするための、原材料調達から店舗納品までの品質保証の取り組みを品質保証室 稲岡さんが紹介。自社の検査室で行っている検査概要についての説明を通じて、「食の安全安心」に関する理解を深めてもらいました。
■食材調達の裏側にあるストーリー
食品業界における調達業務の全体像について、調達部 菊池さんが経験談をもとに説明。期間限定で販売しているお弁当の食材調達の事例をもとに、調達業務の裏話・苦労話を紹介し、フードビジネスの「仕事のやりがい」をお伝えしました。
お米へのこだわりと食べ比べ体験
日本人の主食である「お米」について、米食文化研究所 八谷さんから当社の取り組みを紹介。玄米の仕入れ、精米、独自の品質基準、店舗での炊飯について、そのこだわりを説明しました。また、「ほっともっと」の金芽米を含む4種のごはんの食べ比べを行い、それぞれのお米が持つ味・特徴に触れてもらいました。


学生の声(抜粋)
学生さんから多くのポジティブな感想をいただきました。
・地域によるタレの違いなど実際に試食することでイメージが湧きました
・当たり前のように食べれているのは、会社でのたくさんの努力があってこそだと改めて感じました
・ほっともっとや、やよい軒の裏にある企業の努力を具体的に知ることができて面白かった
・食品関係の会社に対する曖昧だったイメージが今回の講義で明確になりました
・ごはんの食べ比べは食べてみると違いがはっきりとあって面白かった
企業としても、未来を担う若者にフードビジネスの魅力を伝えられたことは大きな成果と考えます。
講義のあと、オフィス見学を行いました。写真は、米文化継承活動のシンボル「棚田の四季」見学の様子です。
プレナスでは、未来を担う若者たちに「食」の魅力やフードビジネスの奥深さを伝える取り組みを行っています。今回の講義が、学生の皆さんのこれからの進路や就職を考える際の一助となればと思います。