2022/04/08
土の中にはたくさんの微生物が住んでいますが、その中にマメ科の植物の根に寄生する根粒菌がいます。この菌は大気中の窒素を植物が取り込めるような養分に変換し寄生した植物に与えて共生しています。
マメ科であるレンゲの根っこにある丸い粒状はこの菌が寄生している証拠なんです。
化学肥料が普及する前の米づくりは、レンゲを肥料代わりの緑肥として田んぼにすきこみ、土壌の栄養分としていました。あおぞら田んぼのレンゲは開花には間に合いませんでしたが、土の中では根粒菌がたくさん窒素を蓄えてくれていました。今年の収穫量にどれだけ影響があるのか楽しみですね。
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