CHALLENGE米づくりへの挑戦

2022.09.29

米づくり素人が挑むスマート農業 生育状況

庄内三川ファームでは、5月に湛水直播栽培と乾田直播栽培を行い、その後、稲は順調に成長しています。これまでの取り組みと生育状況を映像とともに紹介します。

播種後の様子と水管理

5月8日に播種した湛水直播栽培の圃場。苗立ちするまで心配でしたが、5月の終わりには稲が水面から顔を出してきました。この時期は落水したり浅水にしたりと、シビアな水管理が求められます。「これぐらいの水位で...」といった感覚的なものではなく、水位センサーで可視化されたデータを基に水管理を行います。

ドローンの活用

夏の日差しとともに、稲が青々と元気よく育っています。ドローンで上空から圃場を観察すると、圃場全体の生育状況が一目でわかります。「人の目」ではなく「鳥の目」で見た圃場は少しムラはありますが、圃場全体で稲が生育している状況が見て取れます。

サムネイル

さらに、ドローンで空撮した画像をAI画像解析し、追肥のタイミングや重点的に散布するエリアを把握します。肥料散布もドローンで行い、暑い時期の屋外作業を効率的に進めていきます。

黄金色に色づき始めた圃場

9月に入り夏場の猛暑・酷暑も和らぎ、圃場の稲も少しづつ黄金色に色づいてきました。画像は9月16日に撮影したもので、この後台風14号が庄内地方に接近したため心配しましたが、影響はほとんどありませんでした。雨風を耐え忍んだ稲へ愛着がわいてきます。これから庄内地方は稲刈りシーズンに入り、実りの秋を迎えます。