CHALLENGE米づくりへの挑戦

2022.02.22

米づくり素人が挑むスマート農業 冬の作業編

加須ファームでは、2年目の稲作に向けて作業を開始しました。今年の「土づくり」は、精米時に取り除かれたヌカを有効利用した有機肥料を使用しました。また、田植えや肥料散布、空撮などもしっかり行えるようにドローンのスキル向上にも取り組んでいます。

春に向けた土づくり

よく社内で「冬場の作業って何をやるの?」と聞かれることがあります。農業に携わっていない方からすると、あまりイメージが沸かない時期ではないでしょうか。農家さんによっては二期作や二毛作をされている方がいらっしゃいますし、実際に加須市の農家さんでも秋から春にかけて「麦」の栽培をされている方も多くいらっしゃいます。私たちは稲作しか行わないので、冬場の作業は春に向けた「土づくり」がメイン。まだまだ不慣れなトラクターの運転技術を養う目的と合わせて、稲刈りが終わった後の田んぼを耕していき、春を迎える準備を行います。

 

循環型の農業を目指していきます

土づくりの一つとして、精米時に取り除かれたヌカを有効利用した有機肥料を使います。窒素やリンがバランスよく含まれた肥料で、食味が良くなると言われています。お米から出たヌカを田んぼに帰していく。お米をたくさん使う企業として、このような循環型の農業を目指していく事も大切な取り組みだと考えています。

 

ドローンの練習

田植え・農薬や肥料散布・空撮など、様々な用途で活躍するドローン。今年から作付面積も増えますので、より効率よく作業を行うためには必要なツールです。意のままに操縦、、、とまではいきませんが、本格的なシーズンには安全で正確な飛行ができるようこの時期の練習には余念がありません。