CHALLENGE米づくりへの挑戦

2021.10.06

米づくり素人が挑むスマート農業 稲の成長~収穫編

米づくりへの挑戦後編です。無事に田植えは終えましたが、その後は稲作の厳しさも経験。
ドローンによる圃場の「見える化」を行い、稲の成長をしっかり確認しながら、感動の収穫までご紹介します。

稲作の難しさを経験

2021年5月~6月

移植栽培の圃場は順調に生育が進んでいますが、直播栽培の圃場では、順調に生育している圃場とそうでない圃場とに分かれてしまいました。 一部の圃場では発芽や苗の成長がうまくいかず、水管理の難しさを痛感したり、鳥害などにも苦しめられました。

スマート農業×米づくり

2021年7月

稲作の難しさを体験しましたが、概ね稲は順調に成長。 雑草対策や肥料の施肥、これらの作業にもスマート農業を取り入れていきます。

ドローンによる空撮での葉色診断で圃場を「見える化」。必要な個所に必要な量だけ肥料を散布しました。 このころには、ドローンの操縦技術も飛躍的に向上しました。生育状況を報告するメディア取材会では、多くの方に興味を持っていただけました。

成長する稲に感動

春に撒いた小さな種が順調に生育し出穂期を迎え、花が咲いた稲穂を見て皆で感動しました。 一方で一番苦労したのが猛暑の中で行う雑草駆除です。炎天下の中、駆除しても次々と生えてくる雑草の脅威的なスピードに驚きました。 そんな雑草と闘いながら、登熟まで晴天が続くことを願います。

収穫の喜び!

2021年9月

いよいよ収穫。初めてのコンバインでは、稲の刈り残しがないように、稲と畦の位置を念入りに確認しながら操縦。途中、コンバインのチェーンが外れるという事態が発生しましたが、無事に刈り終えることができました。

耕作放棄地からスタートした圃場でしたが、無事に収穫できたことが何よりも嬉しく感動しました。