精米とブレンド
プレナスの金芽米
プレナスの「金芽米」とは?
プレナスグループが提供しているごはんは、全て「金芽米」です。
金芽米は、これまで玄米を白米に精米する段階で糠として取り去ってしまっていた「糊粉層」と「胚芽」の一部を特殊な精米技術で残した
“玄米のような性質を持ちながら、白米のおいしさを味わえる”無洗米です。
「糊粉層」を残して栄養たっぷり
玄米は栄養数値は高いですが、ヌカ層により食味が悪く
消化もよくありません。プレナスの「金芽米」はヌカ層だけ取り除き、
美味しさと栄養の両方を保ちました。

身体にやさしいプレナスの「金芽米」
プレナスでは、国立大学法人 金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科
臨床研究開発補完代替医療学講座と連携し、
2013年よりNPO法人 代替医療科学研究センター、医療法人社団
ホスピィー浦田クリニックと共同で、
プレナスの「金芽米」の健康特性についての検証試験を行いました。
その研究成果については、日本農芸化学会 (2015年度大会
岡山)において発表されました。
試験目的
プレナスの「金芽米」を連続摂取させることで、生活習慣病の関連因子(血圧、HbA1Cなど)に及ぼす影響について検証しました。
HbA1c(グリコヘモグロビン):赤血球の中で体内に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンと、血液中のブドウ液が結合したもので、糖化ヘモグロビンともいわれます。血糖値が高いほどグリコヘモグロビンが形成されやすく、糖尿病の関連因子となります。
対象と方法重篤な疾患がない40歳以上の被験者25名を対象
ふつうの精白米を8週間摂取し、そのあと「金芽米」を16週間摂取。
評価項目は、血圧、HbA1c、体脂肪率などを含む生活習慣病関連因子と体質調査票(CCMQ-J)による体質判定です。
「金芽米」については、糖質、アミノ酸およびその他の成分分析(Q-TOF
LC/MS)を行い、各有効成分と試験データとの関連を検証しました。
(日本補完代替医療学会・倫理審査委員会の承認済み)
結果と考察
- 収縮期血圧は、ふつうの精白米に比べ「金芽米」であきらかな低下がみられましたが、拡張期血圧では低下傾向にとどまりました。また、体脂肪率は「金芽米」の方が低値の傾向を示しました。血中HbA1cの層別解析では、摂取前にすでに異常高値を示した者では減少がみられましたが、有意差はありませんでした。また、摂取前に正常値を示した者は「金芽米」の方があきらかに低値でした。
- 成分分析では「金芽米」はオリゴ糖、GABAのほかγ-オリザノールなどの成分が多く含まれており、生活習慣病の改善因子との関連が推測されます。

結論
「金芽米」の連続摂取により、血圧やHbA1にあきらかな低下がみられ、生活習慣病の改善の可能性が示されました。これらの変化は「金芽米」に含まれるオリゴ糖やGABA、γ-オリザノールなどが一因である可能性が考えられます。以上より、プレナスの「金芽米」が健康の維持増進に寄与する可能性が推定されます。
4つの要素
プレナスの「金芽米」には、通常の白米に比べて、身体にやさしい4つの要素があることがわかりました。
オリゴ糖を
多く含みますオリゴ糖は胃や小腸で分解されず、お腹の調子を整えます
GABAをはじめ
アミノ酸が多いGABA(γ-アミノ酪酸)は天然アミノ酸のひとつで血圧を抑制する効果があります
γ-オリザノールを
多く含みます米糠の脂質に含まれる成分で白米にはほとんど含まれず血管拡張作用があります
カロリー
10%OFF「糊粉層」が水をたっぷり吸収しふっくら炊きあがるので白米より1割少ない量で炊飯できます
地球にやさしいプレナスの「金芽米」
お水を大切にできる上に、美味しい!
あなたにも、地球にもうれしいお米を使ってます。
プレナスの「金芽米」は、無洗米です。
精米の段階で米ヌカを取り除くため、ふつうのお米をとぐ段階で失われるおいしさや栄養分を保つことができるうえ、節水やとぎ汁の抑制、二酸化炭素の排出削減も可能となるなど、地球にもやさしいお米です。
節水効果
年間約4万トンのお米を使用するため、
ふつうのお米と比べて4億リットル/年の節水効果があります。

水質汚濁の抑制
無洗米はとがなくて済むので、
とぎ汁による汚濁物質の排出はほぼゼロです。
たとえ1回とぎ洗いしたとしても、水をほとんど汚しません。

とぎ汁中の汚濁物質の比較無洗米1回洗いの場合
※BOD=生物化学的酸素要求量:
微生物が水中の有機物を分解する際に必要な酸素量。数字が大きいほど汚れていることを示します。※COD=化学的酸素要求量:
水中の有機物が化学的に酸化される際に必要な酸素量。数字が大きいほど汚れていることを示します。
出典元:NPO法人全国無洗米協会
CO2削減効果

- 東京ドームの体積124万m3(東京ドームHPより)として算出。
- CO2削減量1kgあたり500ℓとして換算
- CO2削減計算根拠:日本調理科学会誌掲載論文「無洗米、普通米の製造・利用におけるライフサイクルCO2排出量」より

金沢大学 特任教授鈴木信孝
1981年、防衛医科大学校卒業
現在、金沢大学大学院医学保健学総合研究科
臨床研究開発補完代替医療学講座 特任教授
1999年からハルビン医科大学客員教授を併任。
2001年から日本補完代替医療学会理事長、
2016年から未病体質研究会理事長も務める。医学博士。
補完代替医療分野の中でも、特に各種機能性食品群の臨床研究が専門。